ケチで鈍感な人

東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。

がっかりすることがありました。

開業したばかりの同業者が詐欺にあい、かなり落ち込んでいたのです。その詐欺はリース詐欺、個人の契約ならばクーリングオフがきくのですが、個人事業主などはできません。なので治療院や美容院などが狙われます(よく電話がかかって来るアレです)。リース詐欺にあった多くの方は(厳密には詐欺と言えないものなので)泣き寝入りして3年とか5年とかかけて150~300万円位を支払い続けます。

詐欺業者は会社名を変えて存続しています。上げたり下げたり、めちゃくちゃ口が上手い人たちですからその気にさせられますが、即決しないで他者に相談することが重要です。そして、ネットにはたくさんの被害が載っていますから、調べることも重要です。私は営業電話の声だと感じたら(すぐわかります)話は一切聞かずに切り、着信拒否にします。

恥ずかしながら、実は亡き夫も騙されたことがあります。夫は(○○してやりたい!)とのた打ち回って怒り苦しみました。それも彼が癌になった一因かもしれないと私は思っています。私は劇団時代のつてを頼りに有力な、泣く子も黙るような弁護士事務所に辿り着きました。親身になってくださる先生にお願いし、数か月で解決しました。もう15年以上前のことです。その先生に同業者をご紹介したのです。

がっかりしたのは…その同業者の方の詐欺が解決したと人づてに聞いたことです。詐欺に巻き込まれた心労を体験している私ですから、解決したという話を聞いて心底ホッとしました。でも、普通はそれを報告するよなぁと思ったんです。

感謝がないなぁ…日頃から私のベースは感謝です。もちろん、この出来事にも感謝させて頂きました。(昔の私もそうだったな。人の好意をなんとも思わない人間だったな。そうであってはいけないんだな)と。(しっかり腑に落ちました、ありがとうございました、ありがとうございました)と。

でもね、その同業者が心配です。ここからは自戒を込めて、愛のムチで書きますね。治療者は技術ももちろんですが、人としてどうあるかが重要だと私は思っています(もちろん私もその道を歩き始めたばかりですよ)。感謝を出し惜しみしてはいけないんです。感謝が出来ない人、しない人とはどういう人なのか、宇宙に尋ねました。ひとつは「ケチ」。他人に感謝すると自分が損するかのように感じている人です。もうひとつは「鈍感」でした。他人にしてもらうのが当たり前と思っているのか、ありがたさがわからない人だそうです。

ケチは確信犯的であまりお付き合いしたくない人ですね。鈍感は伸びしろがあります。言い訳みたいですが、私自身は統合失調症とアルコール依存症の両親の元に育ち、躾らしい躾を受けてきませんでした。両親は自分が生きていくだけで精一杯だったんです。人にはどう接するものなのか、私は大人になってから一つ一つ学んでいくしかありませんでした。無知の恥ずかしさ、悔しさもよく知っています。私のこの人生のスタートはけっこう酷いところからだったんです。

でも…いつでも今この瞬間が出発点、ここから始まります、ここから始めるしかないんです。今この瞬間にどんな意識状態を選択するか、この選択の自由こそが私たちに与えられている偉大な力であり、宇宙の秘密なんです。大丈夫、本当に本当に大丈夫なんです。自分のことしか考えなかったケチで鈍感な、罰当たりのこの私が今は惜しみなく感謝させて頂いているんですから。

あなたも私も顔から火が出るような恥ずかしさや失敗をこれからも何度も体験するでしょう。その度に(あちゃ~、やってもうた~)とへこむでしょう。しかし、そこで選択出来ます。その出来事に感謝するか、自分を責めてしまうか(ちなみに…自分責めは単なる自己満足です。そういうのは癖になっています。自分を責めても改善や成長はしません。やめましょうね)。人生を良くしていくには意識的な選択をすることが必要です。どうぞ、どんなことも良き人生の糧になさってくださいね。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。