東京・杉並・西荻窪の施術室、てるこの部屋です。
頭(理屈、考え)ではわかっているけれど、体(や感情)がついていかない時って誰にでもありますよね。同じところをぐるぐると回っているような時、無理やり何かをしようと思っても焦るばかりで上手くはいきません。そんな時はゆっくり自分の本音に耳を傾けるといいかもしれません。外側を何とかしようと思うのをいったん止めて、意識をグルッと内側に向けてみるんです。自分から自分へ話し掛けてみるんです。

(青い字は問いかける自分。黒い字は答える自分)
「最近調子はどう?」
「う~ん。」
「どんな感じ?」
「そうねぇ…やる気が起きないかな。」
「そうなんだ。やる気が起きないんだ。」
「というより…イライラがあるかも。」
「イライラがあるんだ。」
「そう…イライラがあるね。私、すごく怒りがあるみたい!」
↑ まぁこんな感じです。
心身が今一つ不調な時、内なる自分の会話が上手くいっていない場合が多いような気がします。(もっと頑張らなきゃダメ!)(もっと出来なきゃダメ!)(今のままではお前はダメになっちゃうぞ!)みたいな感じで、怖い批判者の自分が攻撃し続けています。そこで本音の自分が委縮してしまって、ますます本来の力が発揮出来なくなってしまうんです。葛藤が激しいんですね。

「そうなんだ…そんな時もあるよね」
自分が自分にそう言ってあげられたら、少しは落ち着くかもしれません。私もなんですが…完璧主義の人は自分に厳し過ぎです。今よりもっともっと自分に優しくなってもいいんですよ。それには自分で自分に声を掛けてみるといいでしょう。内なる批判者は無意識でやっていますが、意識的に声を掛ければそんなに厳しくはなれないんです。でも、すぐに自分とすらすら会話出来ないからって落ち込まないでください。何でも練習です。いきなり上手くはならないんです。(^O^)/