鏡に向かって、自分の目を見て語りかけるというのは、
とても効果があります。
そういうワークって、誰しもどこかで聞いたことがあると思います。
たしか中村天風さんは、自分のみけんに向かって語りかけるって
言っていたように思います。
お金もかからず、実に簡単、何も難しいことはありません。
要は、やるかやらないかです。
人って不思議ですね。
簡単に効果が出たり、簡単に幸せになるのが嫌なんでしょうかね?
昔、鍼灸学校の同級生が、歯医者に行くのを渋っていました。
親知らずが虫歯になっていたようなのです。
私は、早く行って治療してもらいなさいよと言いました。
彼は、「たった何分かの治療で高いお金とられるんだもん、嫌だ。」
と言いました。
「じゃあ、長ーい時間かけてゆっくり虫歯を抜いてもらえば?」と、私。
そうなんです。
長い間大事に(?)持っていた不幸をゆっくり手放さなくっても
いいんです。
パッと瞬間的に手放してもいいんです。
どっちでもいいんです。
ひょっとしたら、後生大事に持っていた惨めさは
手放すのが、惜しくなっているのかもしれませんね。
じゃあ、ゆっくりゆっくり後30年くらいかけて手放して下さい。
それは、完全に自由です。
私は、アニータ・ムアジャーニさんのワークショップで
教えてもらったことをやっています。
鏡を見て、自分に向かってこう言うんです。
「いいんだよ。OKだよ。愛しているよ。」
自分の瞳を見つめていると、不思議な気分になります。
瞳の色が茶色から緑色に変わってくるような気がするのです。
これは、完全に自己催眠なんです。
言葉は、自分の好きな言葉でいいと思います。
「あなたに感謝しています。」
「あなたを受け入れます。」
「あなたが好き。」
どんな言葉でも、自分にピタッとくるものを選んで下さい。
一日何回でもけっこうです。
要は、やるかやらないか・・・それだけです。