ここのところ、シンクロニシティなのか何なのか
似たような患者さんが続いています。
ご主人の横暴さが原因で、奥様が癌になったと言われる方が
続けてお見えになりました。
一人は、原発不明の腹膜播種、
もうお一人は、スキルス性の胃癌。
どちらの方も、ご主人の暴力や思いやりのなさに我慢、辛抱の人生だったようです。
「夫への復讐のために、癌になった」そんなお話を伺いました。
痛みに唸っていると、ご主人は舌打ちしたそうです。
奥様が癌になっても、「俺のメシは?」とただ座って待つだけだそうです。
呆れてしまいますが、意外とそんな男性はいるものです。
そして、実は奥様とご主人は、「共依存」の関係だったりします。
奥様は、殴られながらもご主人の面倒を見るのが好きなのです。
自分でもわかっているのにやめられないのです。
癌になったのは、自分の身を削っての仕返しという気がしてなりません。
死んでもいいから、逃げたかったのか?
生きていては、離れることができないと心の奥底ではわかっていたのか?
すべては、自分で決めていると思うのでお任せしています。
どんな選択でも、ご本人が選択することが大切です。
でもね、、、、、
どんな末期のがんでも、治ってしまう方がいるんですよ。
そんな人の中には、「これからは私の人生を生きる」といって
離婚して好きなことを始めたら、がんが治ってしまったという人もいます。
サイモントン療法では、
癌は「ネガティブな救済者」といいます。
身体にとってはしんどいことだけれど、
「人生」を救いに来てくれたと、とらえます。
「あなたらしく、あなたの人生を生きなさい」という
メッセンジャーだということです。
もう、仕返しにエネルギーを使うより、
ご自分の素晴らしい人生を創造することにエネルギーを注ぎませんか?