テーマは自立じゃない(催眠療法の体験)

こんにちは、てるこの部屋です。

最近の催眠療法がなぜか
ほとんどチャネリングになっています。
今回もご了解を得て体験をまとめさせて
いただきました。

Y様は現在離婚調停中です。
前向きになって自立していきたいと
初めての催眠療法を受けられました。

催眠療法のセッションはいきなり始める
わけではありません。
事前面談と言って、
どんな問題を抱えていらっしゃるのかとか
子どもの頃の家族構成や
印象的なエピソードとか
1時間くらいお話を伺います。
この時、催眠についての説明も十分にしています。
これがとても重要だと思っています。
他のセラピストさんでここがおろそかな
方がいらっしゃるようで非常に残念です。

・催眠とは何か
・顕在意識と潜在意識の説明
・催眠状態とはどんな状態か
・どんなふうに感じるのか
・上手に催眠に入るコツ

などなどを十分に理解していただくと
安心してセッションに臨めると思っています。
実は、私自身がなかなか催眠状態に
入れなかったタイプなので、
逆にどうしたら上手に入れるのか
説明や誘導に工夫をこらしています。

さて、実際に催眠セッションを始めると
高原のお花畑という場所に誘導します。
しかし、潜在意識は自分の行きたい
ところにいく場合もあります。
Y様はひまわり畑をイメージされました。
高原の風がさわやかだとおっしゃいます。
しかし、そこから先が見えないとおっしゃいます。

さて、どうするか・・・
私は見えなくてもいいと思っています。
催眠は五感のうち、主に視覚・聴覚・
体感覚(触覚)
で感じていきます。
最近の私のセッションはハイヤーセルフ
と繋がりチャネリングになる方が多いので
そのように誘導しました。

するとピッと胸のあたりをつままれた
体感がしたそうです。
ハイヤーセルフを感じられたようです。
Y「これからどうなるんですか?」
「なんとかなるんじゃない。」
 あきらめることも必要。」
Y様は未来を知りたかったようです。
Y「私に必要なメッセージを下さい。」
「頑張れ。逃げないで。
 やってみないとわからない。」
福井「Y様のテーマは自立ですか?」
「違う。」
福井「では、何ですか?」
「逃げない。目を背けない。
 自分が嫌だと思うことから逃げないこと」
福井「Y様は今は何%くらい出来ていますか?」
「20%」
Y「それを100%にするには何が必要?」
「誰かのせいにしない。依存しない。
 状況や状態のせいにしないこと。」
Y「今日この後新しい仕事の相談に行くけど
 その方向でいいですか?」
「急がない。むりやり納得しないで
 自分の気持ちを感じてみる。
 もやもやを解決しないまま進むのは
 良くない。また同じことになる。」
Y「これを乗り越えたら違う展開に
 なりますか?」
「わからない。」
「無理やりの納得ではなく、
 今を乗り越えること。
 考えたくないことや逃げたいことが
 本当に見るべきところ。
 自分で頑張るところ。」

ここで事前面談の時におっしゃっていた
若い頃、体に黒い女性(霊?)に入られた
体験のことをハイヤーセルフに尋ねました。

Y「あれは何で入られたの?」
「寝ていたから。
 出て行かせるのは強い意志が必要。
 影響は基本的にそんなにない。
 気持ちが落ち込んだ時少し全面に出る。
 人を信じない・あれダメこれダメという
 気持ちになりやすい。
 元々その考えがあるけれど
 増やされている。
 お母さんがそうだったけれど、
 黒い女性に変わっただけ。
 お母さんが言わなければ、その女性が
 言う。どこまで人を疑えば
 人を信用出来るか試している。
 他人を信用しないのは
 思い通りにしたいだけ。
 要はわがままだ。
 信じればいいんじゃないか?」
Y「他人を?」
「自分も他人も。」
 自分を信じてないから、他人を信じない。」
Y「自分を信じるようになるには?」
「考えすぎなければいい。」

催眠療法が終わったら事後面談になります。
通常は振り返りになるのですが、
私たちは黒い女性を身体から出すために
様々なことをやってみました。
大祓祝詞のCDをかけたり、音叉をしたり
クリアリングをしたり、セージを焚いたり
しかし、O-リングで調べると身体からは
出て行ったけれど一緒にいるようです。
困り果て、質問を変えると
Y様自身が自分や他人を疑っている部分を
許すことで統合でき、黒い女性はいなく
なると出ました。ホッとしました。

催眠療法
自宅で受けられるオンラインヒプノを
始めました。
お申込みはこちらからどうぞ。

お気軽にお問い合わせください。

当日申込みは空きがあれば受け付けます。
その場合は必ず電話連絡をお願いします。

TEL:090ー4435ー9483

この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。