悔いのない人生・悔いのある人生(前世療法の体験談)

こんにちは、てるこの部屋です。

今回はどうしても女性支援の活動をしたいという方がいらっしゃいました。T様は女性が不利な立場に置かれたりするととてもイライラしてきて、その方々のために立ち上がってしまうのだそう。しかし、ご自身は幸せな環境で育ち恵まれ、虐げられた経験はまったくないそうです。こんなにも強烈に心が動いてしまうのは過去世に原因があるのではないかということでした。まず0-リングテストをすると、ガッチリYESが出てT様の全身に鳥肌が立ちました。そして催眠療法でその問題が解決しますと尋ねるとYESが出たのでやってみることにしました。

 

 

ここから、前世療法の体験です

T様  30代  東京

前世に続く10段ある階段を降りると、港が見えました。船も見えています。西洋の昔っぽい感じです。石畳です。後ろに石垣のようなバルコニーのようなところから船を見ています。船が港に着きました。

足は甲冑のような固いものを履いてつけているようです。下半身も上半身も西洋の金属の甲冑のようです。顔は髭を生やしています。白人だけれども日に焼けて赤みを帯びています。ドイツ人?ゲルマン人?のような感じです。瞳の色は青です。年齢は48歳です。世界地図でいうと海はないけれどオーストリアと入ってきました。203年という数字が入ってきます。名前はマルクスとすぐ入ってきました。

陣営というかテントが出てきました。2つのテントが連なっています。中には入るといっぱい荷物が置いてあります。奥のテントに鏡が置いてあります。自分の姿を映してみました。37、8歳のマルクスでした。この陣営の中に今生でも会っている人がいるかと聞かれたら、金髪の王子様のような人がバーンと出てきました。ニカッと白い歯を見せて笑っています。その他ババッと2、3人出てきました。

そこで他国と戦争をしています。(マルクスは偉い人なの?)と福井さんから聞かれた途端、金づちで頭をパーンと殴られました。何なんだろう。甲冑が黒光りして、剣の先が光っています。(何を大事に生きているの?)と聞かれるとマルクスは「栄光」と言いました。「栄光とは勝利」だと言っています。(戦争に勝つとどんないいことがあるの?)と聞くと「(他国に)潰されない」と言っています。

家族の場面に行くと、家の中でした。土壁のような古い家です。3歳くらいの息子がいます。この息子とは今生でも会っています。奥さんは金髪の長い髪のきれいな細身の女性です。優しい女性です。今生の母のようです。質素な暮らしです。埃っぽい家で、天窓からようやく光が射しこんでいます。息子が病気があるようです。ぐでんとしています。でも幸せのようです。

 

 

マルクスの人生で重要な場面に行きました。戦いでやられていました。死ぬ直前です。空を見ています。鷹が一羽ビューッと飛んでいきました。口の中が鉄の味がします。血でしょうね。そして泥水の味もします。周りの状況は見えませんが、みんな倒れているようです。気分は悪くありません。はぁ・・青空です。ふう・・周りの味方もやられてしまったようですが、お役目は全うしたようです。誰かを逃がすために犠牲になったようです。なので気分は晴れています。無念という気持ちはなくて、はぁ・・良かったなという気持ちです。

 

 

そして臨終の場面です。良かった・・ふぅ・・良かったなぁ・・家族への心残りもなくて、本当に良かったなぁという穏やかな気持ちです。身体から抜け出て、自分を見下ろすとマルクスの顔は笑っていました。「愛に生きること」を学びました。来世にやり残したことは「家族を大切にすること」です。

次は中間生に行きました。中間生とは魂の行くところです。上が黒で下が白に分かれています。下は幾何学模様?の四角の立方体が浮いています。今生の私(T様)がマルクスだった前世の魂の横に行きました。(戦いたかったの?)と尋ねると「NO!」と入ってきました。(愛に生きるってどういうことなの?)と尋ねると「忠誠心に近いもの。勝つことが重要で、そういう意味の愛。上のものに対する愛。」(前世の魂としては、今の私にどう生きてほしいと思っているか?)と尋ねると「」「己を生きろ」それが核だよと言わんばかりに金色のメダルのようなものが現れました。(前世で己を生きたら、殺されてたかもしれないでしょ?)と尋ねると「前世のときは忠誠を尽くすことが己を生きることだったし、そこにやらされている感はない。むしろ、それが自分の中で良かった。」周りから見れば犬死に見えたけれど、このマルクスは納得して幸せだったようです。「お前は死にもしないのに己を生きないなんて!」とマルクスは私に言っています。マルクスは私に「まぁまぁ頑張ってやってきているけれど、己自体をわかっていない。」と言っています。「これから、わかってくるでしょうね。」というエネルギーを感じました。(流れに乗っておくような感じでいいの?)と尋ねると「辛い」という漢字が出てきました。「辛いことに見えることがあっても乗り越える精神力が大事。」と言ってきています。マルクスの前世では重いとか悲しいとか暗いとかは全然思っていなかったようです。案外カラッとしていたようです。しかし、周りからはそう思われていなかったのが彼の中でも引っ掛かっていたようです。全般的に見て悔いのない人生でした。

 

 

次は女性を助けたいという強烈な思いの原因を探りました。
髪の両側に花をつけています。女性です。皮か草で編んだ靴を履いています。クリーム色のスカートとブラウス、エプロンみたいな前掛けをしています。髪はおかっぱのようです。年齢は16歳です。名前はミシェルです。国は北欧のスウェーデンのようです。西暦は1200年あたりです。

木の家です。窓がいくつかあります。棚があって食器を入れています。テーブルには2脚の椅子があります。おばあちゃんと2人で暮らしているようです。そのおばあちゃんは今生でも会っているKさんでした。あと先短いちっちゃいおばあちゃんです。おばあちゃんは自分の先がないとわかっているようで、私のことを心配しています。私は器量が良くないからです。おばあちゃんは悩んでいます。「ミシェルはいい子だけど・・器量がよくない・・結婚出来るのか・・」

次はミシェルの人生で大事な場面です。床板を外し、掘って、何かを隠しています。4つに折りたたんだ紙を隠しています。焦って隠しています。キラキラの石も隠しています。「見られたくない」とミシェルは言っています。

次の大事な場面では、男性と手を繋いでいます。向かい合っています。お付き合いしていると言っています。条件のことで結婚出来ないようです。ミシェルは心の壁が分厚くて自分の思いを言えません。こらえています。相手の男性もそれをわかっています。わかってくれる人だったからミシェルも好きになったのです。相手の男性の家が結婚を許してくれません。でも、ミシェル的には泣き叫ぶ心持ちではあるのだけれど、頭では(確かに結婚できないですよね。そうですよね)と諦めています。あっちの親が特別に悪かったわけではないのだけれど、ミシェルはボロカスに言われています。男性の親にギャーッと真っ赤な顔で言われています。すごい敵意を向けられています。貧乏・親無しと言われています。相手の男性も慣習に埋もれている人でした。親に逆らってまでは・・という感じの人です。ミシェル自身もそうだねと思っています。しかし、呪いそうな気持ちもあります。自分の身の上も相手の親もこの地域も全部恨めしい気持ちです。全部諦めてきた人生でした。隠していた紙はその男性からもらった手紙でした。宝物みたいに思っていたのです。

時が経ち・・ミシェルは一人で部屋にいます。外から光が入ってきて・・埃が舞っています。おばあちゃんと暮らしていた時も心は一人でした。心に分厚い壁があって感情を感じない人間でした。やっと恋人になれた男性とも上手くいかず、やっと感じた感情は恨めしい感情でした。あまりにも空っぽというか、心が冷めています。感情を感じないようにしていたのに彼に出会って、感情が動いてしまって、それが余計に苦しくなってしまったのです。

 

 

次はミシェルの臨終の場面です。独りで寝ています。26歳です。ずっと彼のことを思っています。周りには誰もいません。安らかな死に顔をしています。その前世で体験したことは「人を愛するということ。」来世にやり残したことは「人を本当に心から愛してみたい。」

次は魂の行くところ、中間生です。なぜか部屋の中のようです。病院のような感じです。ベッドがブアーッとたくさん並んでいます。今生の私がミシェルの魂の横に行き、尋ねました。(人を愛するってどういうことだと思う?)すると「それが本当にやりたい!わかんないから知りたい!」とミシェルが言いました。ミシェルの中ではただ手をつなぐこととか笑顔でいられることとか、表面的な情景が浮かんでいます。だから私は本質的なところを感じてみたいんだと言っています。(世の中をどういうふうに思っていたか?)と尋ねると「自分がとてもちっぽけだと認識していた。これが絶対テコでも動かないものだとわかっていた。」と言っています。自分が変えられる以上の構造があると若いながらに肌で感じてきた、それはテコでも動かないものだと思っていたようです。(もし、それが動かせるとしたらどうしたいか?)と尋ねると「本当は単純に男性の親に抗議したかった。男性にも向き合ってもらいたかった。」「本当はやっといたほうが良かった。どれだけ周りから言われたとしても。もうどっちにしろ自分は一人なんだから、自分の出来ることを全部したほうが良かった。」と言っています。(対社会に対するアドバイスがあれば教えて欲しい)と尋ねると何一つない真っ白なイメージが来ました。(白ってどういうこと?)と聞くと「何でもない。何にもないんだよ。本当は。」と入ってきました。ミシェル自身も言葉では言い表しにくいようです。純潔・純白・潔白・・・自分自身は白いキャンパスであるという感じ。まっすぐであれ。いろいろ色は使うけれど、ベース・器自体は真っ白であることが大切ですと言っています。(一夫多妻制に対するいら立ちはどうして湧き出てくるのか?)と尋ねたら「前世では社会は動かないという認識で生きてきている。その時の無念さ。ただ社会と言いながら本当は自分が出来なかったというしんどさ。何でやらなかった。一言でも言えば良かったという後悔がいちばん大きくて。何も変わらなくても一言言えば良かった。死ぬ間際まで彼のことを思っていたのに。可哀想なくらい凪、なんで泣き叫んででも一言言えなかったのか・・・それは自分の無念。行動しなかった、出来なかった無念。嫌だって言えば良かった。」私が現在、女性支援をしたいと思う原動力は、ミシェルが思った通りに生きられなかった後悔の念が関係があったようです。

 

 

次はハイヤーセルフです。前にも出てきた白と紫の光です。(さっきのことだけど、社会構造がどうであっても自分が行動したければしていいんだ。そこで押さえて、自分の考えを構造に当てはめるんじゃない。やっぱりこうだと思ったら、私は進んでいいんでしょうか?)とハイヤーセルフに尋ねると「そういうこと!」と入ってきました。「それも含めて、過去世も含めて、あなたは過去世の進化版である。そこであなたは過去世で出てきたものをいいように進化させていくだけだ。いろんな思いは持っていてもいいじゃない?」(地方創生に関してはどうですか?)「能登が光っています。意識が連なるとすべてが連なっています。要は意識です。農業も見えます。たくさんのいろんな年齢層の人の笑顔が見えます。」「もうわかっているでしょ?」「拠点に人が集まって、楽しい気持ちになる。」女性が祈っている顔が見えます。見えざるものの力を大切にしていくということ。女性の役割をもっと前面に出していくことです。笑顔でもいいし場作りでもいいし祈ってもいいし、何をしても地域の活性になる、それが日本の復興の鍵みたいです。(そういうのはどうやって意識改革出来るんですか?)「アクティビィティ、経済活動も入る、村おこしの形でいいんだけど、そこに意識の改革も付け加える。」「意識改革から始めようとしたら難しい。」「清里から能登に行って、能登で成功出来たら、能登からの金色の弧線が伸びていく。違う国にも行くかもしれない。」「清里はプロトタイプ。たたき台のイメージ。思考錯誤してみたら?」(自治体と組むのか?)「自治体とは離れられないよ。」(私に今出来ることは?)「ピンと来たら、とりあえず動いてみることはしてほしい。」「バーズのギフレシ会もピンと来たら行けばいい。」〇〇〇の人が出てきた。もしかしたらまた紹介してくれるかも。あとは学校の先輩の弁護士さん。とにかく人を紹介してもらったら必ず行った方がいい。今すぐ地方自治体の人とという話ではないけれど、ネットワークが出てきました。

(アトピーの痒みはどう治っていきますか?)と尋ねてみましたが、すると今治療されている感じです。(催眠療法の中でハイヤーセルフがやってくれるんですよ)と福井さんが言いました。こめかみのところから第三の目にエネルギーが来ています。ハイヤーセルフが治療も行っているそうです。

忠誠心に生きた悔いのない人生と社会のせいでもあるけれど結局は自分が本当に言いたいことを言わなかった行動しなかった悔いのある人生。対照的な2つの前世を見ることが出来ました。私が女性支援の活動につい力みを持ってしまう原因もわかりました。これからは2つの人生の在り方を踏まえて、さらに魂の進化系として生きていきたいと思いました。

 

ハイヤーセルフと繋がる催眠療法
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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。