こんにちは、てるこの部屋です。
S様は5年振りにいらっしゃいました。
以前、催眠療法をしていただいて
病気を克服されました。
また思い出していただいて久しぶりに
いらしていただきました。
実はS様は立て続けにご家族を亡くし
その悲しみも癒えぬうちに、
なんと最愛の息子さんがドラッグを
使っていたことがわかったそうなのです。
今回はメソメソして弱ってしまって、
自分を責めているところをなんとかしたい
安らかでどっしりとするためにいらっしゃいました。
最近のてるこの部屋ではほとんど
O-リングでメニューを決めています。
私は自分を信じていますが、
自分の思考は信用しないようにしています。
・扉を開くおまかせセッション
・アクセス・バーズ
・ボディプロセス
・感情解放のタッピング(EFT・MR)
・催眠療法(ヒプノセラピー)
・ハイヤーセルフのエネルギー調整
・背骨の調整DRT
・身体調整
・鍼灸
などの中から筋肉反射でクライアントの
潜在意識に尋ねていくのです。
この日久しぶりのS様のO-リングは
催眠療法(ヒプノセラピー)で
ガッチリと筋肉が強くなりました。
(実は予想外!辛い感情が溢れているので
タッピングかなぁと思っていたのです。)
(許可を得て体験をまとめさせて頂きました)
S様 40代 女性
催眠療法が始まると
最初は高原のお花畑。
一面のひまわり畑が現れました。
息子と小さい頃行った高原でした。
涙がたくさん溢れてきます。
次に小さな頃に住んでいた家が現れました。
自分は4歳くらいのような気がします。
2階にいて、降りたいのに降りれない。
おばあちゃんに抱っこされているような
感覚がありました。
階下に行くと、お母さんがいて
ご飯の支度をしていました。
桜でんぶのご飯が食べたい・・・
何の心配もなく楽しかった頃の思い出。
場面が変わって私は大人になり母になり
高校生の息子が目の前にいます。
この頃は、私自身が病気をしていたときです。
S様「どう?」
息子「はぁ~」
ここでS様は私(福井)に息子さんの
気持ちを聞いてほしいとおっしゃいました。
ご自分では怖くて聞けないというのです。
通常はしないですし全くの想像なのですが
お会いしたこともない息子さんの気持ちが
なんとなくわかりました(本当はこれでは
ヒプノではないんですけどね)
淋しさと不安が感じられたのです。
S様「私はどうしたらいいの?福井さん
また息子に聞いてもらえますか?」
私(福井)には「お母さんはそのままで
いい」と言っているように感じました。
そうお伝えするとS様は号泣されました。
S様「お父さんはどうしたらいい?」
私(福井)には息子さんはご主人様には
何か言いたいことがあるように感じられました。
S様「息子は主人にはしっかりしてほしい
と思っているんでしょう。」
私はS様にご自分で尋ねてもらうよう促しました。
S様「いつから淋しかったの?」
息子「中学校くらい・・」
S様「戻ってきてほしい」
息子「ああ・・」
S様「不安で淋しくさせてごめんね。
おばあちゃんの介護も見させてごめんね。
当然って思ってごめんね。」
息子「お前のせいじゃねーよ。」
(ぶっきらぼうながらも息子さんの
深い深い愛が感じられました)
次の場面ではS様のハイヤーセルフを
呼び出しました。
ハイヤーセルフはお日様みたいな
あったかい光。
S様「私はこれからどうしたらいい?」
ハ「自分を生きろ!」
S様「わかりやすく教えて!」
ハ「周りの人を最優先にするのはやめなさい」
ハ「自分がやりたいことを見つけなさい」
S様「今はちょっとそれどころじゃない!」
ハ「自分がちゃんと自分のことを生きて
いなかったら子どもにも良くない。
具体的な手助けはしてあげればいいけれど
離れなさい!」
S様「自分本位みたいなことわからない」
ハ「やりたいようにやりなさい!」
S様「やりたいことがわからない!」
ハ「まず、生活のことを考えるのを
やめなさい。これをやれば将来の足しに
なるんじゃないかという考えをやめなさい。」
ハ「ずっとそうしてきて、ずっと嘘ついて
たじゃないか?」
ハ「頭でばかり考えてないで・・本当に
やりたいことを考えなさい。」
ハ「お金に繋がることじゃない。」
ハ「お金の心配ばかりしてきているから。」
S様「それで大丈夫なの?」
ハ「今やっている仕事は大丈夫なんだから
損得で決めちゃダメ。これをやるのはまだ
早いとか、これをやると収入になるとか
やめなさい。不安でばっかりいるから、
その不安が子どもにもいっているんだ」
S様「私が不安を一掃すれば違うのかな」
ハ「ドーンとしていなさい!
最悪にはならないから、まだ起こってない
ことを心配するのはやめなさい。」
ハ「夫が生活力がないのは直らないから
期待は切り離しなさい。でももう少し
頼っていい。」
ハ「いつも頼ろうとすると失望するから
頼るのを全くやめてしまった。
頼る必要はないけれど、夫を息子の前に
押し出しなさい。自分が夫の役割をし
自分の勝手な判断でそれはいいとか
ダメとかジャッジしてはいけません。」
ハ「息子が立ち直るまでは内助の功をやる
といい。全部自分で引き受けちゃダメ」
ハ「一生懸命って何?」
(ハイヤーセルフは一生懸命という意味が
全くわからないという感じに聞き返しました)
ハ「頑張る方向が間違っている。
オレンジ色のほうへ行きなさい。
いつもブルーのところにいるから。
気持ちがポカポカするようなところに
行きなさい。いつも気持ちがキリっと
緊張するほうにいるから。
頑張り方が全然違う。オレンジ色の
場所にキープすることに頑張りなさい。」
ハ「息子は何も変わっていない。
あなたが青いフィルターで見てるだけ。
無駄な心配ばかりして、悪い方に悪い方に
考えるから。あなたが思っているより
向こう(息子)が大人だから。
メソメソしたりネガティブな気持ちの時に
重くのしかかっていたのは良くなかった。
いつもオレンジ色でいなさい。
黒いところは夫にまかせなさい。
S様「いつもハイヤーセルフと繋がれるの?」
ハ「冷たいものが入って来た時
お日様みたいにポカポカしたものが胸の
ところにあるって忘れないように。
まだ、黒いものとか青いものとか固まりが
あるから、それを溶かすのは大変。
でも今、てるこさんに開いてもらったから
青いほうに行きそうになったらまたくれば
いいよ。」
(S様の右股関節のところに
青いグレーの鉱物のような固まりがある。
S様の押し込めた思い込みのよう。)
ハ「てるこさんは穴を開けて掘っている。
てるこさんがいると思うだけでいいよ。」
S様「私にも見せてくれますか?」
ハ「もう見せているよ。これからは
ここ(眉間)にオレンジ色がある。
青いグレーの鉱物のようなトゲットゲッが
まだいっぱいあって、それは自分が作った
固まり。いろんな押し潰したものが全部
固まっている。思い込みとか自分で決めて
自分で縛っている。簡単に溶けない。
いい子ぶるのはやめなさい。心配し過ぎ。
心配してもしなくても、ある時はあるし、
困る時は困るから。
心配のほうが大きすぎて、不安ばっかり
自分がどうにかしなきゃと無理をしようと
するから。出来ないものは出来ないって
ハッキリ言ったほうがいい。もっと大事にしなさい。」
ハ「あなたが出来ることは息子のことを
信じてオレンジ色でいることだけだから。
具体的なことは周りの人に相談して
先に心配する癖をやめるように。
とにかくオレンジ色を強くしなさい。
お日様とオレンジ色を忘れないで。
今はブルーグレーの固まりみたいだから
息子はまだ帰って来ないよ。」
ハ「てるこさん、ありがとう。
出してくれてありがとう。すごく重たくて
固くてうっとうしかった。」
(なんと!S様のハイヤーセルフに
私が感謝されまくりました!)
福井「ハイヤーセルフのエネルギー調整を
しましょうか?」
ハ「もうやってるけど。この人(S様)が
弱っているからやってあげてください。」
(なんと!やろうとしなくても
勝手にS様の身体の斜めから掘り進め
ブルーグレーの鉱物をこじ開けて
オレンジ色を通す作業をしていたよう。
今までも何人もの方から言われて
いますが、私から自然にエネルギーが
流れ出てこういったように癒しているようです)
(ここでエネルギー調整)
福井「どれくらい取れました?」
ハ「だいぶ」
福井(笑)
様々な出来事に見舞われて疲れ切った
S様の身体は無事活性化されたようです。
催眠から覚めるとS様はスッキリと
軽くなったとおっしゃいました。
そして、とまどいながらも
こうおっしゃいました。
「こんなこと言っていいものかどうか・・
なんだかどうでもよくなりました。
あまり気にならなくなりました。」
息子さんのドラッグのことで悲しみの
どん底にいたのが、まるで別の次元に
移行したような軽やかさになっています。
ヒプノセラピーというより、
チャネリングといったほうがいいような
ハイヤーセルフが膨大なメッセージを
くれたセッションでした。