お金が主人になっている

思い込みの思考とそれを支えている感情を手放して、ものの見方を変えるお手伝い。福井てるこです。

 

ガツンと目の覚めるような一撃をくらいました。チベットの高僧の転生化身として認定され6歳から英才教育を受けたトゥルク・トンドゥップの本にあった文章です。

現代人は稼いだ金額とそれによって買うことのできる膨張した生活の様式のほうを、働くことの目的よりも高く評価している。その仕事が自分や他人を利するものかどうか、考慮することもできないでいる。貴重な人間としての生活を、金もうけのために危機に瀕するものにしている。あげくの果て、仕事の圧力をやわらげるために酒を飲み、腫瘍になるのがおちである。多くの人にとって、金が主人であり、意味であり、究極の目的になってしまっている。
「ーチベット仏教の叡智ー 心の治癒力」より

 

 

あまりにもショック過ぎて、涙がこぼれてきました。(ああ、まるで私のことだ。本当の私は意識なのに・・この肉体に同化し過ぎて恐怖に絡めとられている・・)今しっかりと思い出しました。胸に刻みつけました。私は生まれたこともなければ死んだこともない永遠不滅の意識なのです(物質であるこの肉体は崩壊しますが)。今、貴重な人間体験をやっている最中なのでした。

もちろんお金はこの世界では必要です。しかし、お金の家来になってはいけないのです。私たちは無限の存在なのですから。何をそんなに無駄なものを身の周りに集めているのでしょう。どうせ最後はゴミになるのに。私たちは何かに洗脳されているのかもしれません。もっと最小限でシンプルな生活が可能なはずです。

あと40年足らずであろう、この肉体、この人間存在としての私。死んだら、しばらくはこの形態としては生まれてこないでしょう。本当に今が貴重な人間としての生活体験なのです。それを思うと自分をお金の家来にさせていたことが申し訳なくて申し訳なくて・・・なので、問いかけをしたのです。久々の本気の問いかけです。「この人間存在として、この世界のために、どう生きる?何をする?何ができる?」私は今、本気で宇宙に自分に問いかけています。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。