「もう疲れた、、、」というあなたへ

どうしてあげればいいのでしょう・・・
たぶん、今の私にはどうすることもできません。
自分の無力を再確認するだけの私です。


「あなたの中にある力が、いちばん大きいのですよ」と何回伝えればいいのでしょう。
いつか、届くのでしょうか?
いや、届くというより、きっとあなたが自ら気付くでしょう。
それを信じます。
私が代わりに歩いてあげることはできないのです。
あなたが、歩き出すしかないのです。
今、疲れているのですね?
とてもとても、疲れているのですね?
わかります。私も「もうこの暗闇の中から抜け出すことは二度と出来ないのでは?」
と思う絶望の日々がありました。
「結局、助けは来ないのだ!」と打ちひしがれた日々がありました。
しかし、どれもこれも長くは続かないのです。
「無常・・・常なるものは無い」
苦しみは永遠には続きません。
悲しみもいつか終わります。
物事は変化していきます。
たぶん、それは宇宙のどんなものをもつらぬく「法則」です。
私なんか、「この苦しみは10年後はないと思う」が口癖です!
焦らず、
拗ねず、
コントロールせず、
避けず、
目を逸らさず、
いや、そうしちゃっている自分がいても、自分を責めず、
「今この瞬間」を味わってみて下さい。
「疲れ」も何もない瞬間を感じることがあるかもしれません。
私は、しっかり「苦しみ」を味わった時、
何もないことを発見した!瞬間がありました。
そこに「苦しみ」はおろか、何もないのでびっくりしました。
びっくりしちゃって、びっくりしちゃって、信じられませんでした。
夫が癌で余命告知されたら、相当の苦しみがあるはずって思いこんでいただけでした。
あんまり、自分の「物語」にはまり込まないでね。
「物語」は楽しいけど、苦しいですよ。中毒みたいなもんです。
でも、しょせん、いつかは終わります。
誰の「物語」も終わります。
そして、真実を「生きる」ときがやってきます。
それを、最後の息をする瞬間ではなく、今始めてもいいんですよ。
あなたが選べます。あなたのことはあなたしか選べません。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。