東京・西荻窪の治療院、てるこの部屋です。
ふと思い出したことがありました。
治療院を始めて14年以上になりますが
最初の頃は治療予約のドタキャンがあると
すごいダメージをくらっていました。
(しょっちゅうドタキャンする方がいて
当日2時間前とかに連絡が来るんです)
もう腹が立って腹が立って・・・
ものすごく丁寧な言い方で嫌味を言って
二度と来ないようにしてしまった患者様も
いらっしゃいます。
同業者に言わせれば
「ちゃんとキャンセル料貰えば
損害ないじゃん。何が問題?」ということ
なんですが、そういうことじゃないんです。
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お金の問題じゃないんです。
私の問題はひどく落ち込んでしまったり
強い感情に飲み込まれてしまうことでした。
なめられているような・・・
軽く見られているような・・・
強い怒りが湧き上がってくるのでした。
その患者様がどれだけひどい人か
心の中で罵倒しながら・・・
本当は・・・泣いていました。
おんおんおんおん泣いていました。
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ドタキャンされると・・・
悲しかったんです。
ものすごく悲しかったんです。
(やっぱり、ダメなんだ・・・)
(私なんかダメなんだ・・・)
(どうせ、ダメなんだ・・・)
言葉にするとしたら上記のような言葉が
頭の中でぐるんぐるんしていたのです。
自分がペシャンコになった気分でした。
怒りの感情の下には
深い悲しみがあったのです。
その悲しみの感情は
自己イメージと一緒になって
くっついていました。
実はこういう時、大チャンスなんです!
強い感情に飲み込まれている時、
視点が相手という外側に向きがちですが、
(そして、自分の正当性を主張したり
メチャクチャに攻撃しがちですが・・)
そこを頑張ってヨッコラショと
静かに自分にベクトルを向けるんです。
![](https://fukui-hypno.com/1fr-l16oe3wx/wp-content/uploads/2020/08/155621_s.jpg)
怒りは本当の感情に蓋をしているものと
言われています。
その蓋の下にある、見るに堪えない
弱弱しいモノに目を向け、
本当は自分がなんと叫んでいるのか
それを聞いてあげるのです。
私はこうやって少しずつ少しずつ
自分が持っていた不要な信じ込みや感情を
手放してきました。
もし、昔たび重なるドタキャンがなければ
自分の中にある深い悲しみを解放する機会は
先延ばしになっていたかもしれません。
で、最近はドタキャンはないんです。
(そう、私の必要性がなくなったから!)
今では人生に時折現れる一見迷惑な方々は
私の不要なものを解放するために協力して
くれるボランティアさんと呼んでいます。
(つまりいい人でも悪い人でもなく
ただの役割をやっているだけなんです)
人生に起こるあれこれは
ありがたいこととありがたくないことの
二つがあるように見えますが
本当はありがたいことと
一見ありがたくは見えないありがたいことが
あるのだと、私は思うのです~ (*^-^*)
成功や達成も素敵ですが
平和な人生を望むなら
自分の声を聴いてあげることです
目覚めのコーチングで
少しずつ声が聴けるようになります