やっぱり風の時代に変わってた!

杉並区西荻窪2分のサロン、てるこの部屋です。

 

 

先日、知り合いのブログに紹介されていた30代?の癌患者さんのYouTubeを見ていて(ああ、もう完全に風の時代になったんだな)と実感しました。今までだったら、癌患者さんにまつわる情報には真面目さや真剣さが当たり前でした(私も夫が悪性脳腫瘍を宣告された時、目の前が真っ暗、人生終わったと思いましたしね)。しかし、その動画の癌患者さんはなんというかあっけらかんとしているのです。癌だからといって深刻でいる必要なんてなかったんですね!

どこかの社長さんみたいに「You、やっちゃいなよ!」なんていうノリでもいいのかもしれません。今までは重厚さや真面目さなんていうものが好まれましたが、これからの時代は重いムードを醸し出しているとあっという間に置いていかれるでしょう。楽で簡単でいいんです。軽~くスイスイと泳いでいっていいんです。

 

 

さらに誤解を恐れず言ってしまえば、患者も治療者もその役割を演じているお芝居のようなもの。みんな本当は知っている、わかっている。でも、その役割がメチャクチャ面白いからやっているだけ。役割だからって深刻さも悲壮感も持たなくていいんです(持ってもいいんですけど(笑)。私は若い頃新劇の役者でした。舞台ではシェイクスピアの「真夏の夜の夢」のいたずらっ子の妖精パックを演じていましたが、普段は一人で静かにいるのが好きでした。役柄に合わせて普段も同じように振舞う必要なんてないんです!周りがどんなに期待しても、その期待に応える必要はないんです。

最近実は(セラピストなんかいないほうがいいんじゃないか、セラピストがいるからクライアントがいるんだ)なんて、結構大真面目にやめちゃおうかなと悩んでいました。しかし、単なる観念(思考)で思っているだけでした。本当にやりたければ何でもやればいいんです。私はただの偽善者でした。いえ、偽善者にもなれなかった中途半端な人間でした。

久しぶりにバーズギフレシをして、重さが取れてハッキリとわかりました。真の優しさとは何かがわかったんです。重さや深刻さに共感することじゃなくて、軽さを体験してもらうことなんです。「こっちにおいでよ~」と呼んであげることなんです。さあこれからはお芝居・ゲームをお互いに楽しんで演じながら、やりたい人はやり続け、やめたい人はやめていくのです。風のように変化の早い、軽い時代が本当にやってきたんです!みんなでGO~!!!

 

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。