感情を感じる

「自分の感情を感じることは最もシンプルな癒しの形式です。
この方法では、私たちは感情に対して何の判断もしません。ただ感情を感じるだけです。
たいていの問題、パターン、病気、そして欠乏感は、ネガティブな葛藤や感情など、
まだ未完了の出来事を過去から引きずったままにしていることで生じます。
痛みを伴う嫌な感情を含め、すべての感情を感じることに意欲的になると、
その感情を終わらせる事ができ、代わりに平和が残ります。
つらい感情が古くから隠されてきた部分を開き、それを感じる意欲があると、
私たちはその下に埋もれているいい感じや贈り物を発見できます。
自分の感情、特に古い感情と感じると、私たちはハートや受け取る能力と再びつながります。
すると、楽しさ、生命力、そして流れを感じることができるのです。


自分の感情を感じるという点で、何をしたら一番いいかというと、問題やテーマを取り上げ、
それにまつわるあらゆることをポジティブな感情が出てくるまで感じてみることです。
感情を感じながら、私たちはほとんど何でもできます。
感情に飛び込み、少々誇張して感じてもいいでしょう。
するとそれらを短時間で通り抜けることができます。
古い感情は何層にもなって私たちの中に蓄えられています。
感情を感じ始めると、最初に感じた感情が多数の違った感情につながっていることを
発見するかもしれません。
切り離しとヒステリーは、互いに真実の感情を避けるための相反する形です。
無意識の感情に触れた時は、ひどい痛みを伴うでしょうが、それを感じたからといって
死ぬわけではありません。
感情を心の中に溜め込んでしまうことこそ、私たちを切り離し、病気や死に至らしめます。
防衛の層(空白感、空虚感、空っぽ、感情を感じないなど)にたどり着いた時には、ただその防衛を
感じましょう。するとそれは溶けてなくなります。いい感じを感じると、その感じはさらに強まり、
強力になります。ネガティブな感情も完全にそれが消えるまで感じきると、それらは愛と喜びに
変わります。ある意味では、進化とはおしなべて愛と喜びをより多く感じる能力と言えます。]
チャック・スペザーノ「癒し大全」より

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。