teruko あなたの変容のお手伝い！
心とからだの鍼灸師、福井てるこです。
昨日（１２月２５日）は、私の誕生日でした。以前は毎年夫からプレゼントをもらっていたのですが、病気になってからはそれもなくなりました。彼のお財布には１円も入っていませんから、何も買えないのです。それでもカードだけは書いてくれています。つづりや日付も間違ってしまうのですが、気持ちはたっぷりこもっています。今年はお互いに交換しました。夫はまず泣かない人間なのですが、どうやら感激しているようでした。「泣いてるの～？」と聞くと、誤魔化していましたが、、。
ショートケーキを食べただけのちょっと淋しい誕生日でしたが、布団に入ると味わったことのない感覚がやってきました。寝る直前の変性意識状態だからでしょうか？かなり満たされているのです。言葉で現わすならば「自分を信じている」という感じでした。これ以上ないくらい自分を信じている感覚がありました。（ああ、ここまでこれた）という誇らしい気持ちが湧いてきました。明らかに今までと違うステージにいる感じです。そんな満足感でいっぱいでした。これまで自分を信じることなんて到底出来なかった私が１００％に近いくらい自分を信じている！これは私にとって奇跡のようなことなんですよ。信じようとしているのではなくて、すでに信じているのです。もう何もいらないくらいの深いどっしりとした感覚でした。
夫が病気になり、私はたくさんのものを失ってきました。しかし不思議なものですね。いろんなものが剥ぎ取られ何もなくなったかのように見えますが、いろんなものを手放すことで本来の自分が現れてきたのです。本来の自分は力強く揺るぎない自分でした。これを知るためにこれまでの苦労があったのかもしれません。これまでの人生の中で最高のプレゼントかもしれません。いや、間違いなくそうでしょう。「私は自分を信じている」夫からのプレゼントはないですが、宇宙から大きな大きなプレゼントをいただきました。これを実感するために生きてきたのかもしれません。これからは、福井てること呼ばれている個人を肥やすのではなく（そこへの興味はだんだん薄れてきています）、自分をただの通路として宇宙のエネルギーを流し、様々な表現をしていく媒体というか宇宙に使われていくような気がしています。やっと生まれてきた目的を果たす段階に入ったと自信を持って言えます。