思い込みである思考と
それを支えている感情を解放して
ものの見方を変えて自由に生きる。
福井てるこです。
上の写真ははるちゃんから昨日頂いたレモンです。はるちゃんとは岡山県の住む公務員、春名伸司さんのことです。皆さんもそう呼んでいるので、ニックネームのはるちゃんと書かせていただきますね。はるちゃんは2001年、42歳の時に中咽頭がん4期と診断され、14時間の手術後、1週間の植物状態を経験しました。その時、お子さんがまだ1歳と3歳、1分1秒でも長く子どものそばにいたいと生きることを決心したのです。そして、癌になったのは偶然ではなく、自分の生き方にあったと気づきました。退院後、中国に渡り、唯一の抗がん専門気功「かくりん気功」をマスターしてきたのです。有名な帯津良一医師からも「日本一上手なかくりん気功師」と称されているそうです。
昨日はそのはるちゃんの「かくりん気功と養生お話会」が代々木であったので2回目の参加でした。昨年も習ったはずなのにすっかり忘れていたけれど、やっているうちにすぐ思い出しました。今回大発見したのは、かくりん気功は願望実現にピッタリな方法だということです(あそこをこうすれば、もっといいのになと思う点はあるけれど)。やり方はとっても簡単です(癌の末期の方も出来るくらいですからね)。しかし、どこが願望実現にピッタリなのかを説明するのはやめておきます。表面だけをなぞって(ああそういう感じか、知ってるわ)と頭だけの理解になってしまう方もいらっしゃるからです。はるちゃんは数ヵ月置きに東京にも来ていますのでぜひご自分で参加して体験していただきたいと思います(東京の方はラッキーなことにはるちゃんは2月もいらっしゃいますよ)。
さて、肝心のお話会の内容ははるちゃんが実際にやってきた癌を治すために大切ないくつかのことです。はるちゃんは、運動(かくりん気功)、食事、からだを温めること、心の持ち方のことをおっしゃっていました。中でも印象的だったのは、癌になるのは真面目で頑固でいい人だというお話です。自分のことはさておいて他人を優先したり、がんばらなきゃと何かをずっと背負い続けている人がなりやすいとおっしゃっていました。
これにはもちろん私も同感です。そしてやっかいなのは、周りから見ればいい人、自己犠牲の人、頑張り過ぎている人は・・・本人は気づいていない、気づかないということです。まぁ、気づいていたならばとっくの昔に生き方を変えているでしょうが。
さて、ここからは私の考える癒し方です・・このいい人をやってしまう、やらなければいけないと勝手に反応してしまう自動反応システムを解除するのが癌を癒す、そして再発しない方法の一つだと私は理解しています。反応システムは6~7歳位までに作られると多くの心理学では言われています。それはほとんどが両親との関係からです。両親が悪かったという単純な話ではありません。両親との関係で何を自分にとっての真実だと思い込んでしまったか、ということなのです。これを思い出し(思い出すのはもちろんサポートするので大丈夫。今現在の在り方、人間関係、悩みと繋がっているのでそこから入っていくのです)その時からずっと抑えてきた感情を解放し、新しい在り方を選択するのです。これが私のやっている心理技術や催眠療法、感情解放の方法です。
癌になったことは決して不運なことではありません。はるちゃんも「癌になって良かった」とおっしゃっていました。普段の私たちは自分の歩きやすい道ばかり歩いてしまいます。ところが癌になると、今まで歩いてこなかった避け続けてきた歩きにくい道を歩かざるを得なくなります。一体癌は自分をどこに連れていこうとしているのか、この道の先には何が待っているのか・・それは行ってみないとわかりません。行った人にしかわかりません。そこには何が待っているのでしょうか?それをご自身で見つけてください。その時、きっとすべてが氷解しますから。どうぞ、今年もたくさんの方がその道を選んで楽々と歩いていけますように。