スピリチュアルにもランクがある!

プロセスワークの中の用語で
「ランク」というものがあります。
最近このことに関わる問題やしこりが
とても多いなあと感じています。
自分にも周りにも、です。

 

ランクとは人間関係における位置づけ(上下)
にともなう力や特権のことです。
能力の高さの違いなどもあります。

社会的ランク
社会的の価値基準によるもの
後天的に獲得するもの
外的環境によって与えられるランクなので
環境が変わると失われる場合もある
人種、ジェンダー、学歴、健康
社会的な地位、宗教、年齢

構造的ランク
先生と生徒、親と子、経営者と従業員
上司と部下

心理的ランク
ある場では自己肯定感やオープンさや
情緒の安定が高まったり、知らない場では
心細くなったり、外的環境に左右されやすい

文脈的ランク
その場の状況による一時的なもの
女性問題を話し合う場で男性であるようなもの

スピリチュアルランク
何か大きなものとつながっている感覚
何か安心していられる感覚など
宇宙の根源的な愛を感じるなどの体験も

 
いろんなランクがあるのです。
社会的ランクは高いけれど
心理的ランクは低いとか、
どれも高い人ばかりではなく
けっこう凸凹しています。

 

そして、ランクというものは
上に位置する(特権がある)人は
自覚しにくいのだけれど
下(特権がない)の人はすごく敏感に
察知するのだそうです。

 

白人の人に差別感はないつもりでも
黒人の人は差別感を敏感に感じてしまうとか
上司は普通に対応しているつもりでも
部下は大事に扱ってもらってない感じがするとか
ママ友同志ではあるけれど、ご主人の地位の
違いで、なんとなくいろいろ感じるとか
ランクが上の人は鈍感になりやすく
ランクが下の人は敏感に様々なものを
感じやすいそうです。
(持っているものは当たり前、
ないものは渇望するっって感じかな)

 

面白いのは、スピにもランクがあるのです。
(どんなヒーラーがすごいとかという
話じゃなくて・・・)
普通の人には見えない聞こえないものが
見える聞こえるとなると、ランクが上に
なってしまうのです。
いきなり上下が一瞬で出来てしまうのです。

 

能力の差は仕方ないのだけれど
ランクが上の人が了解も得ずに
「あなたの後ろにはこんな人が~」と
ランクが下の人にやり出すと、下の人は
力まかせに踏み込まれた感じがして
しまうのです。暴力的な感じというか、
嫌~な気分になってしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

もちろん双方合意の上ならいいのですが、
能力の乱用はいけませんね。
切れる刀を持っている人は
それを使いこなす技術も磨いて欲しいものです。

 

自分はどんな刀(ランク)を持っているか
持っていないか、、そういう視点も
人間関係には大切かもしれませんね。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。