「わかったよ、、、一緒に心中するよ。」

本屋で、立ち読みした本に書いてありました。
誰の本だか忘れました(著者の方、ごめんなんさい!)。


ある方が、癌になったそうです。
もう治療法もない状態だったそうです。
万策尽きて、癌に向かってこう言ったそうです。
「わかった、わかったよ。おまえと一緒に心中するよ。」
なんて、愛情深い言葉でしょう・・・・
1か月後、癌は消えてしまったそうです。
「心中療法」とでも、言いましょうか?
いやいや、治す目的で上っ面だけ「お前と心中するよ」と言っても駄目だと思います。
長年連れ添った夫婦が、窮地に陥りました。
夫が仕事で大借金を背負ってしまったのです。
夫「会社を整理するために、俺は自ら死ぬよ。」
妻「あなただけを死なせはしない。私も一緒に逝くから安心して。どこまでも一緒だよ。」
ちょっと状況は違うけど、こんな「覚悟の度合い」です。
夫は、感激するでしょう。命をかけて清算しなければならない状況。
その時、一緒に死んでくれるという人が、僕にはいた・・・
これを、「愛」と呼んでいいのかどうかわかりませんが、
ともかく、癌と一緒に心中するよ、と覚悟を決めたその方は
治ってしまったのです。
なぜ、その方は治ってしまったんでしょう?
医療も治せなかったのに。
そこに、奇跡的治癒のヒントがあります。
アニータ・ムアジャーニさんのワークショップで、彼女は
「癌は医療的な問題ではない。医療で治すことは難しい。」というようなことを
言っていました。
癌とは、一体何なのでしょう。
デング熱やエボラ出血熱と違い、外から入ってきたウイルスではないのです。
自らの細胞が変化したものなのです。
では、なぜ、変化するのか?
ニール・ドナルド・ウォルシュは、
「人生は、変化し続けるものだ」といっています。安定などないと。
そして、こういっています。
「すべての変化は、良いほうへの変化である。悪いほうへの変化などというものは存在しない」
また、変化は「適応」であるともいっています。
つまり、何らかの不調和が起きた時、それに適応するために変化するのです。
生き延びさせるための反応といえるでしょう。
その癌という「反応」に対して、
「わかった、わかったよ。おまえさんと一緒に心中するよ。」
と愛を送った、そして、その反応である癌は消えた・・・
ヒントは、たぶん「調和」なのでしょう。
たくさんの要因があるので、「心身」というのはおおざっぱ過ぎますが、
「心身」に何らかの不調和で癌ができ、調和が戻れば癌は消える・・・こんな感じでしょうか?
いつでも、誰でも、「変化」は怖いものです。
悪い変化でなくても、良い変化でも、ストレスがかかるものです。
変化を敵視することなく、100%受け入れ、究極の覚悟を持てば
変化の元は、調和のエネルギーで、消えていってくれるかもしれません。
(不調和のエネルギーが、癌という塊を作ってしまうのかもしれません、マグネットのように。)
「わかった、わかったよ。君を敵と思うのはやめて、君を排除しようとするのはやめて
君と一緒に行くよ。あの世まで行くよ。心配するなよ。大丈夫だよ。一緒だよ。」
もし、、、、もし、治療法がなくなったかのように思えたら、
癌に向かってこう言ってみるのもいいかもしれません。
長年連れ添った、夫や妻に対して言うように、愛を込めて。
不安も手放し、執着も手放し、覚悟を決めて、一世一代の「愛」を送ってみたら、
「調和」が戻るかもしれません。やって損はないかもしれません。
「愛」は、あげたからって減るものじゃないからです。

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この記事を書いた人

福井てるこ

20代はプロの舞台俳優として全国を回り、33歳から鍼灸の道に入る。