東京・西荻窪の鍼灸院、てるこの部屋です。
私は毎朝自分をエネルギー的に調整しています。この時に自分の身体だけでなく、鍼灸院全体や治療ベッドなどに至るまで何か不要なものが付いていないか入り込んでいないか筋反射で丁寧に調べています。完全に綺麗になるまで施術をしているのですが、最近では1時間以上かかることもしばしば(泣)それというのも実はある友人から「念」が来ていたからです。
念とはいわゆる「思い」です。ポジティブなものならまだしも、ちょっと重~い思いでした(シャレではありませんよ!)筋反射で調べていくと悲しみと妬みでした。筋反射検査で誰から来ているか、何が来ているかまでわかってしまうんです。信頼出来る方にもチェックして頂き、私の検査が間違っていないことを確認しました。(通常の施術ではここまではお調べいたしません。時間がかかり過ぎてしまいます。何卒ご了承下さい)

筋反射でさらに調べていくと、当の本人は「念」を飛ばしていることを自覚していないようでした。これはよくあることなんです(私だって、過去にどれだけの念を飛ばして来たか数えきれないくらいです!)
私は毎朝「念」を浄化し続けました。(今日も来てる!)(今日も来てる!)とイライラしながら。あまりにも続くので「これは本人に伝えたほうが良いですか?」と筋反射で尋ねるとNO。まぁ、言っても聞かないというか無意識レベルのことなので仕方ありません。
そんなある日、ハイヤーセルフと繋がり顔面筋反射(他に素敵な言い方がないものか?)が出来るようになってしまったクライアント様とお話していました。私自身のことをその方のハイヤーセルフさんに尋ねると(私が友人から念を飛ばされない方法がある)にYESでした!ただ、その方法を具体的に筋反射で絞り込んでいくことはかなり難しく…私は自分であれこれやってみることにしたのです。

どうしたらいいのかなぁと考えつつ、その翌日のことです。なんと友人からの念が半分になっていました!そしてさらにその翌日には完全にゼロになったんです!
ああ、そうか!私は合点がいきました。分離感が緩んだからです。
私が自分の修行で忙しくなり友人と会うことをやめてしまったことで、その友人は見捨てられたような悲しみの気持ちを持ってしまいました。そして、自分の道を見つけ、どんどん進んで行く(ように見える)私が羨ましくなったのでしょうか、妬みの感情も持ってしまったのです。これは「てるちゃんはもう私と違うんだ」という「分離感」なのです。彼女が心の奥底に押し込んでいた痛みや無価値感も溢れ出てしまったのでしょう。まるで境界線が引かれてしまったような感覚です(境界線を引いているのはもちろん友人のものの見方です。私が逆の立場だったら羨ましく思ってしまうのもわかります。表面の上手くいってる部分しか見えないですからね。でも、見えないところで必死に努力を続けているんです。…大きな決断をし、未知の世界に飛び込み、お金と時間をかけて自分を整え続け…決して楽に簡単に出来ているわけではありません。なので、友人に念を飛ばされたからといって、私が迎合するという選択は出来かねていたんです…)そして、私のほうも「念」というエネルギー的な重みに囚われ過ぎて、被害者意識に陥っていました。私自身も守りの姿勢になり、境界線を引いてしまったんです。しかし(念を飛ばされない方法があるよ)というハイヤーセルフさんのメッセージに興味を持ち、被害者モード→探求する好奇心モードに入ったのです。そして、これは友人の成長の大事なポイントだと気づき、私が何とか協力出来ないものだろうかという在り方に変わったのです。

(もういい加減にしてよ!)という感情的な被害者意識は分離の視点です。それが(私にも何か出来ることがあるかもしれない)という理性的な視点に変わったので、敵・味方がなくなり、私の中に自然に一体感が生まれました。そうしたら調和が生まれ、解決してしまったというわけです。
改めて…分離に陥ることの容易さと、そこから抜け出すには「我ら」というワンネスの感覚が大切だと実感しました。ある一つの視点だけで見れば加害者と被害者が現れます。しかし、多次元の視点で見れば、いろいろな見方が出来るのです。そして、より高次の俯瞰した視点から見ることが出来れば「すべては良きことのために起きている」となるのです。